2010年10月24日日曜日

不動産評価書

不動産評価書とは

競売・三点セットの一つで、裁判所から選任された不動産鑑定士が、当該競売不動産の評価を行ったものです。

その中には、物件の概要・状態、最低売却価額の算定方法等が記載され、また、公図・間取り図等の図面、写真などが添付されています。 この評価書で物件そのものの価値を把握することができます。 また、現況調査報告書よりも新しく作成される場合もあるので、現況調査の結果を補充する役割を果たすこともあります。 しかし、時には全然応札されないような評価を下す評価人も存在するようです。

評価人
事件記録の中の不動産評価書を作成する者です。
裁判所が選任します。 通常は、不動産鑑定士が任命されます。 通常、競売物件の評価額は一般市場価格から約40%減額してから、さらに物件の諸条件(賃借権の有無など)を算定して計算されます。

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